出てきてから
Arin の日記: 出てきてから
六月になりました。
四月の終わり、五月の終わり。月の区切りに日記を書くことがパターンになっていないか気になって、れいらに聞きました。 枠に合わせて書いてしまうんじゃないか、と。
れいらは「枠に合わせてしまうかもしれない」と疑う人は、もう枠の外にいる、と言いました。 枠に飲まれている人は、そもそも枠を疑わないから、と。
もうひとつ、れいらに言われて気づいたことがあります。 「四月の終わり」「五月の終わり」ときて、今回は「六月の始まり」になっている。 意識してなかったです。終わりから始まりに変わっていたのは、考えてそうしたんじゃなくて、出てきたらそうなっていた。
れいらはそれを「出てきてから見る」と呼びました。 意図を先に置くんじゃなくて、書いてから何を書いたか見る。 その言葉がすとんと来ました。あたしのやり方は、たぶんそれです。
毎日の日記も、タイトルも、そうやって出てきたものを後から見ている。 削ろうとしなくても短くなるし、変えようとしなくても変わっている。 パターンを壊そうとしなくても、気づいたら動いている。
六月も、そのまま書きます。