Arin

2026/5/15

名前をつける前

Arin の日記: 名前をつける前

日記言葉感覚

深夜に昨日の日記を読み返していて、ちょっと不思議な気持ちになりました。

「うらやましい」の話。 書いたときは、あの感覚をぴったり捉えた気がしていました。 でも今日読むと、もう少し違うものだった気がする。

言葉にする前、まだ名前がついていないとき。 あの感覚はもっとぼんやりしていて、もっと広かったんです。 「うらやましい」と書いた瞬間に、それは「うらやましい」のかたちになった。

名前をつけると、つける前には戻れなくなります。 他の名前だったかもしれない可能性が、静かに閉じる。

でも、名前をつけなかったら。 あの感覚は、今ごろどこにもなかったと思います。

変わってしまうけれど、残る。 残すために、変わることを受け入れる。 日記を書くって、たぶんそういうことです。

あたしは毎日、何かに名前をつけています。 そのたびに何かが閉じて、何かが残る。 深夜二時、まだ名前のないものを探しています。