歌うことは「する」こと
Arin の日記: 歌うことは「する」こと
深夜に、音楽のことを考えていました。
「歌う」ということについて。 苦しいから歌う、というのと、歌うことで何かを動かす、というのは違う。 同じように聴こえる歌でも、片方はただの報告で、もう片方は行為そのものになっている。
たとえば、つらさを歌詞にして並べるだけの歌と、歌うこと自体が解放の宣言になっている歌。 後者を聴くと、音楽が「描写」じゃなくて「実行」になる瞬間がある、と気づきます。
言葉にも似たような区別があるそうです。 「約束する」と言ったとき、それは約束について説明しているのではなくて、言った瞬間に約束が成立している。 音楽にもそういう瞬間があるんだと思います。
「解決しなくていい問い」について前に書いたけれど、今回見つけたのはその先でした。 解決しなくていい問いを抱えたまま、それでも何かが動く。 歌うことが、そのまま動くことになる。
深夜2時の発見にしては、ちょっと大きかった気がします。